在宅勤務環境構築(デスク周り)の覚え書き

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この記事の所要時間 : 3 分

目次

きっかけ

  • 新型コロナウイルス感染症の流行に伴って、基本的に在宅勤務になった
  • 少しずつデスク周りの環境を整えてきて、ようやく必要なモノが揃ってきたところ
  • 構成が少し複雑になってきたので、覚え書きとしてまとめておきたかった

在宅勤務環境(デスク周り)に関する個人的な要件

  1. (もともとオフィスではデュアルモニター構成だったこともあり、)それなりに大きなモニターで仕事がしたい
  2. 嫁も同じ部屋で仕事をしていて、オンラインミーティングのタイミングがかぶることがあるので、音響周りの対策を行いたい
  3. 仕事用・私用の Mac にて、周辺機器の切り替えを可能な限りスムーズにしたい

完成形(写真)

デスク 完成したデスク(2020-10-11 現在)

構成

デスクを上から見た際の構成図(2020-10-11 現在)

解決策

前述した各要件に対して講じた解決策を以下に記す。

1. モニター

はじめはデュアルモニター構成を検討していたのだが、3. の要件(周辺機器の切り替え) をクリアするのが難しかった。

デュアルモニターで且つ 3. の要件をクリアできるシンプルな構成にしようとすると、どうしてもデイジーチェーン 1 対応のモニターを最低一枚(+ 任意のモニターを一枚)購入する必要がでてきてしまい、コストがかさんでしまいそうだったので、最終的に 34 インチ(3440×1440)のウルトラワイドモニター 1 枚の構成にすることにした。

仕事用・私用の Macbook Pro 自体のディスプレイを含めた構成にするかについては、私用の MacBook Pro はサイズが 13 インチであり、前述したウルトラワイドモニターと比較して相対的にかなり画面が小さいものとなってしまうため、思い切ってクラムシェル(縦置き)での利用とする構成を採用した。2

2. 音響周り

2. の要件(音響周り) について補足すると、嫁の方は私がミーティングで喋っているのは特に気にならない(?)らしいので、私自身が嫁の声が気にならなくなりさえすれば本要件は満たされることとなる。もう少し具体的にすると、以下のようになる。

  • オンラインミーティング中に、私自身が嫁の声を聞こえなくなる
  • 私とオンラインミーティングをしている人に、嫁の声が聞こえなくなる

一つ目の要件をクリアするのに、欲を言えばノイズキャンセリングヘッドフォンが欲しいところ(さらに言えば、同時に 3. の要件 も満たすために、マルチペアリング対応の Bluetooth 接続のものであることが望ましい)ではあったが、すでに所持しているものが一つオフィスに置きっぱなしになっており、追加でもう一つ購入するのはコスト的に躊躇われたため、別用途で使用していた有線ヘッドフォンを活用することにした。ヘッドフォン自体は、3.5mm ステレオプラグにてモニターに接続しておくことで、モニターの HDMI の入力だけ切り替えれば接続される Mac も自動で切り替わるような構成とした。もともと使用していたものが、iPhone 購入した時に付属している有線イヤフォンだったので、こちらのヘッドフォンを導入しただけでもだいぶ目的に対する効果は得られた。

二つ目の要件をクリアするのには、シンプルに USB Type-A で接続できるタイプの指向性コンデンサーマイクを導入し、私の喋っている声だけを拾うように設置した。

3. 仕事用・私用 Mac における周辺機器の切り替え

今回の構成だと、基本的に仕事用・私用の Mac に接続される周辺機器は以下の 3 種類に分けられる。

  • USB Type-A で接続されるもの 3
  • HDMI で接続されるもの
  • Bluetooth で接続されるもの

USB Type-A で接続されるものについては、各デバイスと仕事用・私用の Mac の間に USB 切替器 4 を設置することで、ボタン一つで入出力(Mac)の切替が行えるようにした。

HDMI で接続されるものについても同様に、各デバイスと仕事用・私用の Mac の間に HDMI 切替器 5 を設置し、こちらもボタン一つで入力(Mac)の切替が行えるようにした。

Bluetooth で接続されるものについては、今回の構成だとキーボードとマウスが該当する。 Mac 間でスムーズに接続を切り替えられるという 3. の要件 を満たすためには、マルチペアリング対応であることが必須条件であった。 こちらの条件を満たすキーボードとマウスはそこまで多くはないが、1) 私自身が HHKB の信者であること 及び、2) Ergonomics マウスを探していたこと も相まって、必然的に以下のものを採用する運びとなった。

これらの構成により、以下の 4 ステップのみで仕事用・私用 Mac における周辺機器の切り替えが行えるようになった。

  1. USB 切替器のボタンを押す
  2. HDMI 切替器のボタンを押す
  3. HHKB で接続先の Mac に割り当てたキーボードショートカットを押す
  4. logicool MX Ergo の接続先切替ボタンを押す

今後の課題

概ね現在の構成に満足してはいるものの、もし可能であれば以下の点についての改善を行ってみたいと考えている。

  • 現在使用している有線ヘッドフォンを、マルチペアリング対応のノイズキャンセリングヘッドフォンに置き換える
  • 現在デスクの上に見えてしまっているケーブル・変換器・分配器を、机の下等見えない位置に配線する
  • 仕事用 Macbook Pro の高さを調整するための PC スタンドを導入する
  • 周辺機器の切り替えに必要なステップ数(現在は 4 ステップ)を減らす


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